真性包茎のリスク|放置すると病気につながる場合もある
真性包茎は男性の性器の皮が通常状態でも被っており、勃起状態になったとしても剥けない状態です。
自分の手では痛くて剥くことができなかったり、悩んでいる人がいます。
似ているような状態では仮性包茎がありますが、これは性器の包皮が通常状態において被っていますが、勃起状態になると剥くことができたり自分の手で剥くことが可能です。
包茎の状態になるといろいろなリスクがあり、さまざまな病気が発症する確率が高くなるので注意が必要です。
コンプレックスに感じている人も多く、一度クリニックに相談すると長年の悩みを解決することができます。
思春期まで治癒しないこともあります
真性包茎は亀頭と皮がくっついているので、皮膚と亀頭の間において細菌が入り込んでしまったり、炎症を起こしてしまうリスクがあります。
思春期までに治癒することが多いですが、中には成人になっても離れずに症状が残っているケースがあります。
結婚生活に障害を引き起こすこともあり、陰茎がんなど恐ろしいがんを招くリスクがあるので注意が必要です。
真性包茎の原因について、生まれた時の状態にあると言われています。
生まれててからすぐ亀頭は隠れていますが、この時に対応していないと注意が必要です。
皮をむいて一度は露出させておかないと、このような病気にかかると言われています。
遺伝的に露出しにくい人も存在しているので、一度クリニックに相談することをおすすめします。
真性包茎の検査と診断を受けることが可能で、自分の手で真性包茎かどうか確認する検査方法もあるので便利です。
握り易い程度に勃起させておき、皮を剥いてみましょう。
痛みなかったり皮が剥ければ大丈夫ですが、痛みが伴ったり物理的に剥けない状態だと包茎かもしれません。
詳しくはクリニックで診てもらう方が良く、自分の症状に合った適切な診断を受けることが可能です。
輪ゴムで締め付けられたようになります
包茎には包皮の先端が狭くなっていて、本来亀頭を露出できない真性包茎があります。
強度の絞約型仮性包茎もあり、包皮がめくれ亀頭が露出されると亀頭の下で陰茎が締め付けられるので痛みを感じることが多いです。
まるで輪ゴムで締め付けたような状態になり、包皮はむくんだり亀頭はうっ血した状態になるでしょう。
カントン包茎とも呼ばれていて、包皮がめくれた際は痛みを生じますが、鬱血していき感覚が鈍くなり、次第に痛みが感じないようになるので注意が必要です。
通常幼少時のペニスは包茎になっており、先端は狭くなっています。
狭い部分は第二次成長期において勃起を繰り返すことで、亀頭が露出される仕組みです。
この過程において包皮口が拡げられないと、包皮先端が狭いために亀頭を露出できない真性包茎になります。
治療方法として、このようなカントン包茎の症状になったなら、多くの場合元に戻すことができません。
そのまま放置しているとうっ血した亀頭部の血流が阻害され、組織が破壊される可能性が高いため、早期に外科的な処置が必要です。
大人になってもこのような状態が続いているなら、一度医師に相談して適切な手術を受けた方がいろいろなリスクを回避することができます。
陰茎がんなどのリスクがあります
包茎から陰茎がんになるケースがあり、この病気は痛みを伴わないのが普通です。
癌はまず陰茎の皮膚から発生していき、海綿体や尿道などへと浸潤し排尿困難になります。
次第に潰瘍を形成していき、がんが崩れると出血するかもしれません。
陰茎癌は扁平上皮癌とも言って、陰茎部悪性腫瘍の一つで乳頭状増殖型や潰瘍浸潤型があります。
乳頭状増殖型の場合、ペニスにカリフラワー状に増殖することが多いです。
潰瘍浸潤型の場合、ペニス内部に進行していき硬化したり潰瘍を形成していき、排尿困難などとなるケースがあります。
陰茎がんはそけい部リンパ節に転移しやすく、そけい部のリンパ節が硬くなっていくでしょう。
原因として垢や外陰部の不潔が原因で発病するとされており、梅毒や尖圭コンジロームといった性感染症なども多いです。陰茎がんの夫に持つ女性の場合、子宮頸がんのリスクが高くなるのでHPV感染もリスク要因と言われています。
診察を受けるのは恥ずかしいと思う場所ですが、自覚症状が乏しいので受診が遅れたり早期発見の機会を逃すケースも多いです。
包茎を早めに治療することによって、いろいろな病気が発生するリスクを抑えることができます。
まとめ
真性包茎は結婚した時、子供か欲しくてもパートナーとうまく性行できなかったり、密かな悩みを持つことが多くなります。
いろいろな治療法があり手術ことによって、包皮を切除することが可能です。
包茎になっているといろいろな病気のリスクを引き起こすケースが多いので、早期の治療をおすすめします。
この手術により結婚生活は無事過ごすことができたり、若い男女にとってはデリケートで大切な問題とも言えるでしょう。赤ちゃんが欲しいなら作りたい時に作れるよう、できれば早めに治療しておくことが賢明な選択になります。
クリニックでは日帰り手術を利用できるので便利です。